
「ピンキーリング」は、小指に着けるリングのこと。英語の「pinky(pinkie)」は、小指を意味する言葉です。その語源はオランダ語の「pinkje」に由来すると考えられています。
ピンキーリングの歴史
小指にリングをつける習慣は、今から2000年以上も前、古代ローマ時代まで遡ることができます。
当時の博物学者プリニウスは『博物誌』の中で、ローマ人がどの指にリングを着けていたのかを記録しています。それによると、はじめは小指の隣の指に着けられていたリングが、時代とともにほかの指にも広がり、やがて小指にも着けられるようになったと書かれています。当時は「ピンキーリング」という名称はありませんでしたが、それほど昔の人も様々な指にリングを着けていたことが、とても興味深いです。
小指のリング文化を語るうえで、もうひとつ欠かせないのが「シグネットリング」。
シグネットリングとは、名前やイニシャル、家紋などを彫った印章のリングです。かつてはリングの彫刻面を蝋に押し、手紙や文書に自分の印を残すために使われていました。時代が進み、印章として使う機会が減ってからも、シグネットリングはその人自身や家族を表すジュエリーとして残っていきました。特に19世紀のヨーロッパでは、シグネットリングを小指に着けるスタイルが広く見られるようになりました。
小指にリングを着ける意味
古くから愛用されてきたピンキーリングは、左手薬指につけるマリッジリングと並んで、お守りのように身につけるリングとして有名です。
現代では、具体的にどのような意味が込められているのでしょうか?
右手のピンキーリング:自分らしさを表す
右手の小指は、自分自身の魅力や表現力と結びつけて語られる指です。
誰かの基準に合わせるのではなく、自分が好きだと思うものを選ぶ。自分の考えを言葉にする。自信を持って一歩前へ出る。そんな、自分らしさを大切にしたいときにおすすめ。
手元のいちばん外側にある小指は、小さなリングでも意外なほど目に留まります。自分を表す一粒として、好きな色や、心を惹かれる宝石を選ぶのも、右手のピンキーリングらしい楽しみ方です。
左手のピンキーリング:チャンスを呼びこむ
左手の小指は、新しい出会いやチャンス、変化を象徴するといわれています。
新しい仕事を始める。知らない場所へ出かける。これまでとは違うことに挑戦してみる。日常が動き始めるタイミングで、その気持ちを託す指です。
「何かいいことが起きるのを待つ」というより、これから訪れる変化を、自分から受け入れていく。そんな前向きな意味を持たせて身につけると、ピンキーリングは相棒のように心強い存在担ってくれるはずです。
小さなリングだから、自由に選ぶ
ピンキーリングの魅力は、意味だけではありません。手元の端にある小指は、リングそのものは小さくても、宝石の色や輝きがよく映える場所です。いつものリングに、最後に一粒の色を加えるように。普段あまりリングを着けない人なら、最初のひとつとして。誕生石から選ぶ。宝石に込められた意味から選ぶ。ただ、好きな色だから選ぶ。そんな風に、自分ならではの理由を重ねられることも、ピンキーリングの面白さです。
ピンキーリング x 12誕生石
Gem Omakase のピンキーリングは、誕生石とダイヤモンドを組み合わせています。
小指に込める意味と、守護石と言われる誕生石。そのふたつを、自分なりに重ねて楽しめるリングです。




