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The Omakase Edit

Stone Notes

Omakaseバイヤーが、
買い付けた宝石をご紹介する連載ノート

ピンクスピネル(Pink Spinel)

Vol.02
ピンクスピネル(Pink Spinel)

宝石について:

純粋なスピネルは無色透明ですが、自然の成分を含有することで多彩な色をみせます。その中でも微量のクロムが含むスピネルが、ピンク〜赤の発色になります。中でもレッドスピネルは、ルビーと間違われることもあるほど。強く鮮やかな発色が特徴的です。

モース硬度:7.5~8
名称の由来:ラテン語の「spina(棘・とげ)」に由来するという説と、ギリシャ語の「spinther(火花)」に由来するという説があります。


買い付け裏話:

一目惚れした、繊細なピンク色

「鉱物や宝石が好きな方であれば、ピンクスピネルと聞けば「ネオンピンク」「ホットピンク」などの濃いピンク色を想像するのではないでしょうか?ピンクスピネルを買い付けるバイヤーであれば「鮮度が高く」「濃い」ピンクを探すのは当然だと思います。

でも今回出会ったのは、そんなピンクスピネルとは180度逆の、繊細なピンク色のロット。冬の寒さが厳しい12月だったこともあり、春を思わせるようなピンク色に一目惚れしました。
やさしく繊細な色には、派手さこそありませんが、肌にのせた時に紅潮するような存在感があります。大人にぴったりのピンク色です。」

 


「このスピネルのちょっとした秘密・・それはUVライトを当てると蛍光に発色する点。

白いトレーの上では分かりませんが、ゴールドのリングのアームや、黒色のトレーの上では鮮やかな発色が楽しめます。」

Gem Omakase流の審美眼

「ライトピンクカラーの宝石には、モルガナイト、ローズクオーツ、クンツァイトなどがありますが、今回出会ったピンクスピネルは「これぞ、スピネル」と思える存在感があります。特有の透明感と、光が当たった時のキラッとした強い光を楽しんで頂けます。

『ホットピンクだけが美しい訳ではない』業界の伝統的な基準に縛られない、Gem Omakaseならではのこだわりのセレクションを楽しんでいただけると嬉しいです。」

バイヤーが訪問した、アメリカ・ワシントンD.Cのスミソニアン博物館の鉱物フロアにて。珍しい「ライトピンク」のルースを、スピネルコーナーに一緒に展示してもらいたい・・

色の濃淡をそのままとじ込めて・・

「ご用意したのは、V字のエタニティリングです。『天然石ならではの色の繊細な違いを楽しんでいただきたい』そんな思いから、濃淡ををそのまま表現したリングです。

すべて1本ずつ、バイヤーの私が並べて作っています。一番目が行くセンターの宝石が主役になるように配置しながら、色が偏らないように濃淡を描いています。」

ピンクスピネル エタニティリング MELLOW(9,11,13号・1~2営業日出荷)
ピンクスピネル エタニティリング MELLOW(7〜17号・受注生産)

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

次回の宝石もお楽しみに。

Gem Omakaseバイヤーより

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