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The Omakase Edit

Stone Notes

Omakaseバイヤーが、
買い付けた宝石をご紹介する連載ノート

イエローベリル(Yellow Beryl)

Vol.01
イエローベリル(Yellow Beryl)

宝石について:

イエローベリルは、エメラルドやアクアマリンと同じ、ベリルグループに属する鉱物です。ベリルの中でも、黄色〜黄金の色味だけが「イエローベリル」と呼ばれます。

モース硬度:7.5~8
宝石グループ:ベリル(緑柱石)
名称の由来:
正式名称「ヘリオドール」はギリシャ語で「太陽(helios)の贈り物(doron)」を意味し、1910年にナミビアで発見された際に名付けられました。


買い付け裏話:

知る人ぞ知る、太陽のようなイエロー

「ベリルは本来無色透明ですが、微量の鉄イオン(Fe³⁺)が含まれることで、黄色〜黄金色の発色になります。

同じくベイルの「エメラルド」や「アクアマリン」がよく知られていると思いますが、イエローベリルは、なかなかサイズや形が揃ったルースに出会う事が難しい宝石のひとつです。

宝石屋さんに『アクアマリンを探してください』と依頼して『出来ません』と言われることはまずないですが、『イエローベリルを探してください』と依頼して受けていただける事は多くありません。それくらい玄人好みで、ニッチな宝石です。

イエローベリルの良さは、透明感です。赤みや青みに偏っていない、ピュアなイエローカラーが、個人的には好きです。

バイヤーが訪問した、アメリカ・ワシントンD.Cのスミソニアン博物館の鉱物フロアにて。「ベリル」のコーナーには、色とりどりのベリルが展示されていました。

再入荷が難しいので、買い占めました。

出会ったのは、宝石商が長年コツコツと集めてきたでデッドストック。『次にいつ入荷できるか分からない』と言われた貴重なロットです。その中から、発色/透明感/テリが美しいルースを厳選しました。

そう言えば以前、私は、宝石商から『ロットキラー』と呼ばれた事がありました。なぜなら、ロットの中から綺麗なルースだけを厳選して抜いてしまうから。

宝石屋さんには申し訳ない・・と思いながら、今回も納得のいくピースだけをセレクトしました。2.0mmと3.0mmの小粒ながら、1ピースでも存在感のある輝きが楽しめます。」

そして生まれた、他にはない組み合わせ

「2026年夏、発売中なのが「ダブルカラーストーン ネックレス TUNE」です。

1ピースでも貴重なイエローベリルを、贅沢にスペサタイトガーネットと組み合わせました。この業界に長くいますが、この2つの宝石を組み合わせしたジュエリーを、まだ見た事がなかったので「他にはない」色合いにこだわって組み合わせしました。真夏の太陽に映える鮮やかなイエローカラーをお楽しみください。」

No.4  Warm Energy
ダブルカラーストーン ネックレス TUNE

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

次回の宝石もお楽しみに。

Gem Omakaseバイヤーより

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